今回はHUAWEIの格安simフリースマホ、P20 lite(ANE-LX2J)のレビューをしていきます。
p20 liteは現在アマゾンで22000円程で購入でき全体的な性能も悪くないので、ゲーム等をしなくてカメラ重視な人におすすめの格安スマホです。
Contents
基本スペック
OS | Android™ 8.0 / Emotion UI 8.0 |
ディスプレイ | 約5.84インチ TFT |
解像度 | FHD+ (2280×1080) |
SoC | HUAWEI kirin 659 オクタコア |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 32GB |
アウトカメラ | 1600万画素+200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 |
バッテリー容量 | 3000mAh |
サイズ | 148.6×71.2×7.4mm |
重量 | 145g |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth® 4.2 |
外部端子 | イヤホンジャック USB type-C |
発売日 | 2018年6月15日 |
カラー | クラインブルー サクラピンク ミッドナイトブラック |
付属品

付属品は、以下の6つです。
- 急速充電器
- USB type-C コード
- イヤホン
- TPUケース
- simピン
- スタートガイド
TPUケースは、純正なだけあってとてもピッタリです。

液晶保護フィルムについては残念ながら付属していないので、自分で購入する必要があります。
Emotion UI 8.0搭載
P20 liteには、Andoroid 8.0をカスタマイズしたEMUI 8.0が搭載されています。
基本的には素のAndroidと同じですが、いくつかの独自機能があり、UIも丸っぽい感じのデザインでiphoneに似せている印象です。iphoneから乗り換える人は慣れやすいと思います。
ただ、自分はEMUIより素のAndroidやASUSのZenUIのようなマテリアルかつ角ばったデザインの方が好きですね。


ノッチを隠せる
ノッチの横を黒く表示することで、ノッチを目立たなく出来ます。ただ、通知アイコンが少し見にくくなる印象です。



システムナビゲーション方式を変更可能
Androidお馴染みの戻るボタン等を非表示にして、iphoneのようなスワイプで戻るように出来ます。

モーションコントロール
画像のように、特定の動作をすることで消音やスクリーンショットを行うように設定できます。

ロック画面の便利ツール
ロック画面で下からスワイプするとメニューが出てきて、音声レコーダー、電卓、懐中電灯、タイマー、QRリーダーを使用可能です。QRリーダーはロックを解除しないと使用できないので場違い感が凄いです。
あとQRリーダーはドロワーに表示されていないので、プリインのQRリーダーを使うにはロック画面から起動するしかないという謎仕様です。

指紋認証はとても優秀
HUAWEIのスマホはいつも指紋認証が早いですが、P20 liteも爆速です。
指が触れた瞬間にロックが解除されて、本当に認証しているのか不安になるほどです。
精度に関しても、今のところ誤認証は一度もありません。
プリインストールアプリは多め


GoogleともHUAWEIとも関係ないFacebook等のアプリが、5つほど入っています。こういうところで宣伝費を稼がないと、この低価格は実現できないと思うので仕方がないですね。
これらのアプリやGoogleのアプリは全てアンインストールもしくは無効化できるので問題はないと思います。
ただ、HUAWEIのカレンダーや時計、音楽等が無効化すらできないのは非常に残念です。自分が愛用しているアプリを入れると、同種のアプリが2つインストールされていることになるので個人的に気持ち悪いです。(気にしなければ良いのですが…)
明るく鮮やかなディスプレイ


画像では伝わりにくいですが、非常に鮮やかです。光度もZenFone4よりとれる印象です。
ただそのためか分かりませんが、ZenFone4より目が疲れやすい印象です。光度を下げても何故か眩しいと感じることが多いです。これは個人差があると思うので参考までに。
視力保護モード
HUAWEIお馴染みの視力保護モードが使えます。
これは画面が黄色っぽくなることで目への負担を緩和する機能です。効果があるのかはよく分かりませんが、目が疲れにくいような気はします。

音質は普通
P20 liteは、あまり音質は重視していない印象です。イヤホンジャックがあるのは素晴らしいですが、公式サイトに記載がないのでおそらくハイレゾ再生には対応していないと思います。
「HUAWEI Histenサウンド効果」というイコライザー機能がありますが、別のアプリで代用可能なので特別凄いものではないですね。

Bluetoothに関してはaptxだけでなくaptx HDにも対応しているので、対応したBluetoothイヤホンを使えばハイレゾ再生が可能です。
スピーカーに関してはかなり音量はとれますが、低音皆無高音シャリシャリの安っぽい音です。動画視聴や通話には十分使えるので問題はないでしょう。
インスタ映えするカメラ
アウトカメラは、1600万画素のメインカメラとボケ専用の200万画素の補助カメラで構成されています。
現実よりも鮮やかに撮れるという印象で、インスタ映えという言葉がぴったりなカメラです。ワイドアッパチャーという機能により簡単にボケ味のある写真が取れますし、ビューティーモードやポートレートモード等非常に多機能です。

プロモードにすると絞りやシャッター速度を自由に変更でき、RAW形式での撮影も可能です。
ただ、光学式手ぶれ補正を搭載していないので比較的手ブレには弱い印象です。
動画に関してはフルHDまでで4K動画の撮影には対応していません。
インカメラにも1600万画素という非常に高精細なカメラを搭載しているので、自撮りきれいに撮れます。
後日作例を載せる予定です。
電池持ちは良くない
PCMark Work 2.0 battery life
このテストは、ブラウザや画像編集など普段使いの動作を連続で行った場合の電池持ちを計測できます。
画面の明るさを50%程に設定して計測しています。

P20 liteのスコアは7時間ほどでした。
ちなみにP10 liteは7時間40分程なので、電池持ちという点では劣化していますね。
P20 liteのSoC kirin659は、P10 liteのkirin658をクロックアップしただけで構成は変わらないそうなので燃費が悪くなっているようです。
決して電池持ちが良いとは言えませんが、ずっとスマホを使っているわけでなければ1日は十分持つと思います。ポケモンGoなどをプレイするとあっという間になくなりますが…。ポケモンGoをよくプレイする方には、ZenFone Max Pro M1がおすすめです。
急速充電対応
スリープ状態の場合、3%から100%まで約90分で充電できました。非常に早くて充電速度は良いですね。
Antutu benchmark
Antutuは、スマホの総合的な性能を計測できるベンチマークアプリです。
3DMarkなど他のベンチマークについては、こちらをどうぞ。
v7.1.4


P20 liteの総合スコアは86000ほどでした。p10 liteは76000程度なので確実に性能は向上しているようです。
ただ、iphone XSやハイエンドAndoridのスコアは300000以上なので、決して高性能なわけではないです。
ちなみに3万円程度で購入できるASUSのZenFone Max Proは115000程なので、価格に対する性能も良いわけではありません。
レスポンスは悪くはない
メモリは4GBありますが、CPUの性能が低いのでもっさり感は否めないですね。iphone等のハイエンドから乗り換える場合、確実に動きが遅いと感じると思います。
特に、Twitterなどそこそこ重いアプリの使用の際に差を感じます。
まあ、ワンテンポ遅い程度でめちゃくちゃ遅いわけではないので慣れれば快適に使えると思います。
サクサクした動作を望む人は、ZenFone Max Proやnova3がおすすめです。
ゲームには向いてない
特にグラフィック性能が低いので、荒野行動などは厳しいです。一応プレイはできますが、最低画質でも非常に重く快適なプレイとは程遠いです。
にゃんこ大戦争やモンスト等軽いゲームは快適に遊べます。
simフリーである程度快適にゲームをプレイしたい場合は、ZenFone Max Pro、ZenFone4などがおすすめです。
おすすめの保護フィルム、ケース
自分が購入したのは以下の2つです。価格が安くどちらも問題なく使えているのでおすすめです。
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あとがき
P20 liteは、価格良し、デザイン良し、カメラ良しのsimフリースマートフォンです。
重いゲームをしない方や、カメラ重視な人に非常におすすめです。
まだまだ未熟な文章ですが読んでいただきありがとうございました。感想や質問、記事の改善点等どんなことでも良いのでコメントしていただけると嬉しいです。
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この度、当機種にしました。この記事がとても参考になりました。新しいnovalite3を考えていましたが、コスパからこちらを選びました。手にして満足しています。有難うございました。
コメントありがとうございます。
お役に立てたようで、こちらとしても嬉しいです。