【実機レビュー】ASUS Zenfone4 ゲーム向きsimフリースマホ AnTuTu




今回はASUSのsimフリースマホ、ZenFone4 (ZE554KL)をレビューしていきます。

ZenFone4は2017年に発売され当初は価格が高くあまり人気なスマホではありませんでしたが、現在はだいぶ価格が下がっておりなかなかコスパが良いです。

5万円を超える定価だけあって性能はかなり高く、CPUの性能は最新機種のZenFone5よりも高いうえ現在は価格もZenFone5よりも安いです。もちろんカメラなど劣っている部分もありますが、荒野行動やFGOなどの重いゲームをプレイする人にはZenFone4の方がおすすめです。

基本スペック

OS Android™ 7.1.1 → 8.0.0
ディスプレイ 5.5インチ Super IPS+液晶
Gorilla Glass3
解像度 1920×1080
SoC Snapdragon™ 660 2.2GHz オクタコア
メモリ 6GB LPDDR4
ストレージ 64GB
アウトカメラ メイン:1200万画素
広角:800万画素
インカメラ 800万画素
バッテリー容量 3300mAh
サイズ 155.4×75.2×7.5mm
重量 165g
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth® 5.0
外部端子 USB type-C
イヤホンジャック
発売日 2017年 9月23日
定価(税抜) 5万6800円
本体カラー ミッドナイトブラック
ムーンライトホワイト

ASUS公式サイトより

デザイン&携帯性

価格コムより)

本当は実機の写真を撮りたいんですが、表も裏もガラスで反射しまくるのでうまく撮れませんでした…

側面は金属で、背面はガラスで出来ています。背面のガラスが同心円状に光を反射するようになっており、非常に美しいです。この同心円状の反射は禅の精神を表しているそうでZenFone3以降のZenFoneシリーズ共通の仕様です。

画面側はノッチも無く非常に無難な印象です。若干上下のベゼルが広いような気がしますがノッチが付くよりずっと良いので全然許容範囲です。

ホームボタンの位置や5.5インチディスプレイということでデザイン的にiphone8 plusとそっくりですが、意外なことにZenFoneの方がベゼルが狭いうえ軽量です。

サイズ 重量
ZenFone4 155.4×75.2×7.5mm 165g
iphone8 plus 158×78.1×7.5 mm 202g

iphone8はなんでこんな重いんですかねぇ…

作りに関しては丁寧で、デザイン的な高級感はiphoneにも劣らないと思います。

携帯性に関してはケースを付けなければ、意外と軽くサイドベゼルも狭いので片手操作も十分いけます。自分は重い手帳型ケースを付けているので片手操作は厳しうえなかなか重いです。

ケースを付けなければ胸ポケットにも入りますが、縦に長いので不安定で前屈みになると悲しいことになります。

ケースを付けた場合ズボンのポケットでも結構膨らんでしまい不自然な感じです。

付属品

付属品は以下の通りです。

  • 急速充電器
  • USB typeCケーブル
  • TPUケース
  • ZenEar (イヤホン)
  • イヤーピース
  • 説明書
  • 保証書
  • simピン

ケースが付属しているのは嬉しいポイントです。結構丈夫な作りで防御性能は高く、公式だけあってピッタリです。

ちなみに画面保護シートは付属していませんでした。どうせなら始めから貼っといてくれれば助かるんですけどね。

付属イヤホンのZenEarは最初全く使ってなかったんですが、手持ちのイヤホンが壊れ仕方なく使ってみたところ意外と音質が良く驚きました。典型的なドンシャリ型のイヤホンですが、低音の量も多すぎず高音も耳に刺さらなくて聴きやすい音を出してくれます。マイクとon,offボタンがついているので通話にも使えます。

通信関連

対応周波数(バンド)

FDD-LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28

TD-LTE:B38/B39/B40/B41

W-CDMA:B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19

GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz

キャリアアグリゲーション:2CA/3CA対応

テザリング機能:対応

au VoLTE:対応

DSDS対応

DSDSとはデュアルシム・デュアルスタンバイの略で2枚のsimカードを入れて使うことができます。

ただしsimカードのスロットの一つはmicroSDカードと共用なので、DSDSで使う場合microSDは使用できません。

ZenUI 4.0搭載

ZenFone4はZenUI 4.0という独自UIを搭載しています。ちなみにHUAWEIのスマホはEMUIというUIを搭載しており、純粋なAndroidのUIを搭載しているのはGoogle PixelやAndroid one等だけで意外と少ないです。

ZenUIは比較的純粋なAndroidのUIに近く、マテリアルなデザインで使いやすい印象です。個人的に結構好みなUIです。

ここではZenUI 4.0で特に便利だと思った2つの機能を紹介します。

アプリの起動を高速化できるOptiFlex

ZenFone4の独自機能としてOptiFlexがあります。これは指定したアプリをメモリの中に常に残しておくことでアプリの起動を早めることが出来るというものです。6GBという大容量メモリだからこその機能ですね。

基本的に使用頻度が大きいアプリが自動で選択されますが、自分で指定することもできます。

効果については、確かに少しアプリの起動が早くなった気がしないこともないです。。。

ツインアプリ

ツインアプリとは、対応したアプリを複製することで2つのアカウントで利用できるようにする機能です。

例えばLINEは1台のスマホで1つのアカウントしか使えませんが、この機能を使えば1台で2つのアカウントを利用出来るようになります。

ツインアプリを有効にすると画像のようにアプリが複製され、別アプリという形で利用することになります。

ディスプレイ

ZenFone3は彩度がイマイチでしたが本機は彩度,視野角ともに極めて良好です。ドット欠けやギラツキも全くないです。

ZenFone4の液晶は、ASUSいわくSuperIPS+液晶とのことですが普通のIPSと何が違うのかよく分かりません…普通のIPS液晶より彩度がいいってことなんですかね?

ちなみにSplendidという機能により彩度を自由に設定、もしくは周囲の環境光に合わせて自動で調節してもらうこともできます。彩度の自動調整はiphoneのTrue Toneと似たような感じですが、いまいち無能な気がするので自分は使っていません。

ブルーライト軽減機能あり

Splendidのモードの1つにブルーライト軽減モードというものがあり、これを有効にすると画面が黄ばむことでブルーライトを軽減できます。

実際有効にすると目が疲れにくいと感じます。黄ばみ加減はスライダーで調節可能です。

音質

デュアルスピーカーとマルチオーディオ技術で、最高音質のエンターテインメントや音楽が楽しめます。ステレオスピーカーは広がりのあるサウンドを大音量でも流せます。マイクにはノイズキャンセル機能が2つ搭載され、録画時やストリーミング時には不要なノイズを除去し、最高品質のクリアな音を作り出します。ハイレゾオーディオ認証により、24ビット/192kHz(CDの4倍の音質)のオーディオが再生できます。さらに新しいオーディオウィザードでは、音質を自分の好みに合わせて変えることが可能です。また、DTS Headphone:X™により、シアター品質の7.1チャンネルバーチャルサラウンドをヘッドフォンで楽しめます。

ASUS公式サイトより

デュアルスピーカー搭載

ZenFone4は通話用のスピーカーを用いることで疑似的にステレオスピーカーのようにできます。

確かに2つのスピーカーから音が出ていますが、通話用の方がメインスピーカーよりも音圧が低く少し不自然な感じです。ステレオというよりはスマホ全体から音が出ているような感じですね。もちろんこれは設定でオフにもできます。

スピーカーの音質は特別優れているわけではなく普通といったところです。

高度な音質調整機能

オーディオウィザードで音質を細かく調整でき、自分好みの音にカスタマイズできます。

特にイヤホンに関しては、自分の耳にあったリスニングプロフィルを作成できるなどなかなか力が入ってます。自分はクソ耳なので細かい音の違いはよく分かりませんが、イヤホンでの音はかなり良いと思います。

ちなみにイコライザーに、4kHzが2つありますがおそらくこれはASUSのミスで1kHzの隣は2kHzだと思います。

カメラ

高機能なカメラアプリ

プリインストールされているカメラアプリはなかなか高機能で、プロモードにすればシャッター速度やISOを手動で設定したりできます。またRAW形式での保存も可能です。

もちろん自撮り用の美顔効果なども充実しています。

暗所に強いメインカメラ

メインカメラにはSONYの高性能なIMX362というセンサーが使われています。

IMX362は1.4μmの画素ピッチを持つ1/2.55インチの大型センサーなので光を取り込みやすく、大口径なレンズも相まってかなり薄暗い所での撮影に強いです。また4軸の光学式手振れ補正機能もあり、手振れにも強いです。

画素数は1200万画素とXperia等と比べると低いですが、十分高精細なので必要十分です。

動画については、4k30fps,FHD60fpsまで対応しています。

120°の超広角カメラ

通常のスマホのカメラの視野角が83°程度なのに対して、ZenFone4はサブカメラとして120°の超広角カメラを搭載しています。

かなり広い範囲を写せるので大人数での撮影や、風景の撮影に便利です。ただし超広角の割に解像度が800万画素と低く、あまり高精細ではないです。基本的にはメインカメラを使うことをお勧めします。

後日作例を投稿する予定です。



ベンチマーク

各種ベンチマークをZenFone5(AIブーストオン)、Pixel3と比較しながら計測していきます。

Pixel3はGoogleの最新のハイエンドスマホでSnapdragon845を搭載しています。

ZenFone5はSnapdragon636搭載で、AIブーストは電池持ちを犠牲にCPUの性能を上げる機能のことです。

AnTuTu Benchmark

AnTuTuはスマホの総合的な性能を計測できる定番のベンチマークアプリです。

v7.1.1

Pixel3は総合スコアは22万、GPUは12万程度のようです。さすがSnapdragon845だけあって圧倒的ですね。

ZenFone5と比較するとこんな感じです。

総合スコアはほぼ同じですがGPUのスコアで大きく勝っているのでゲームをするにはZenFone4の方が高性能といえます。

逆にUXのスコアでは大きく負けています。

UXにはデータセキュリティスコア、データ処理スコア、画像処理スコア、ユーザーエクスペリエンスの4つの項目がありますが、その中で画像処理スコアで大きく劣っています。これはAIの有無の差なんですかね…?

正直UXのスコアはスマホのどんな性能を示しているのか分かりにくいので、自分はあまり参考にしてません。特にユーザーエクスペリエンスとか一体何を測ってるんでしょうかね。

PCMark

Work 2.0 performance

このベンチマークではブラウジングや画像編集など普段使いでの快適さを計測出来ます。

ちなみにPixel3は7000程度で、ZenFone5は6000程度のようです。

ZenFone4はZenFone5より高いスコアですね。流石にPixel3には劣りますが、AnTuTu程の差はないので普段使いでの使用感はそこまで大きな差はないと言えます。

3DMark

3DMarkではゲームなどをプレイする上で重要なグラフィック性能を計測出来ます。

今回は負荷が低いIce Stormと、最も負荷が高いSling Shot Extremの二つのモードを計測していきます。

Ice Storm Unlimited

ZenFone5(AIブースト)は20000、Pixel3は60000程度です。

Sling Shot Extreme

OpenGLとVulkanはGPUを動かすのに使われるソフトウェアのことで、Vulkanの方が新しく優れていますが、まだ対応しているゲームは少ないです。

OpenGLでのスコアは、ZenFone5は950、Pixel3は3900程度です。

やはりグラフィック性能ではPixel3と大きな差があるようです。

Geekbench 4

GeekbenchではCPUとGPUの性能を計測出来ます。

CPU

ZenFone5はシングル1500,マルチ5400程度、Pixel3はシングル2400,8000程度です。

Pixel3には劣りますが、ZenFone5には勝っていますね。

COMPUTE (GPU)

A1 SD Bench

A1 SD Benchではメモリとストレージの読み込みと書き込み速度を計測出来ます。

ストレージは読み込み280MB/s,書き込み230MB/s程度、メモリへのアクセス速度は6600MB/s程度でした。

ZenFone5はストレージの読み込み270MB/s,書き込み220MB/s程で、メモリは5300MB/s程度のようです。

いずれもZenFone4が若干速いですがどちらも必要十分に早いので実用面での差は無いと思います。

レスポンス

ベンチマークが示す通りZenFone4のレスポンスは非常に良いです。

Pixel3は使ったことが無いのではっきりとは言えませんが、ZenFone4でも普段使いでは十分すぎるほど速いのでPixel3ともレスポンスの差はほとんど感じないはずです。ただFGOなどの重いゲームは起動するまでにそこそこ待たされるので、その点ではPixel3と差を感じると思います。

メモリが6GBとたっぷりあるのでアプリは全く落ちません。逆にたくさんのアプリが起動しっぱなしだと電池持ちに悪影響なので、適度にタスクキルしていったほうが良いです。



センサー

ジャイロセンサー搭載

ZenFone5はジャイロセンサーをしっかり搭載しているので、ポケモンGoのARモードなども問題なく使えます。

ゲーム

いくつかのゲームを実際にプレイしてみました。

Fate/Grand Order

重いことで有名なFGOは起動からロード完了までに約26秒掛かりました。これが速いのか遅いのかよく分かりませんがやはりロードが長く感じます。

プレイ中もロードのたびに少し待たされる印象ですが、エフェクトでのカクツキは基本的にありませんでした。

にゃんこ大戦争

比較的軽いゲームなのでカクツキなど一切なく余裕で動きました。

メルクストーリア

FGOと作りが似ていますが、こちらはロードもほとんど待たされませんでした。

FGOがやたらと重いのは開発が無能ということですかね…

Deemo

特にノーツ抜けなど無く快適にプレイ出来ました。

あとがき

ZenFone4は現在アマゾンで4万円程で購入でき、コスパは非常に高いです。

重いゲームをプレイする人はZenFone4を、カメラやデザインを重視する人はZenFone5を購入することをお勧めします。

動作確認をしてほしいアプリがあったり、何か質問があれば気軽にコメントしてください。

読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m







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